年明け早々にこんな話も何ですが

毎度の野球関連。


昨日、近藤貞雄氏が亡くなりました。
中日・大洋(現・横浜)・日ハムの監督を務め、82年は中日を優勝に導いた名監督でした。

失礼ながら選手として監督として、成績だけを見るとイマイチな感じがするかもしれない人ですが
投手分業制の確立をはじめ、今の日本野球の礎を作った偉大な人でありました。
常に逆境と闘い続けながらもそれをことごとく乗り越え、その姿は「人生選手」という映画にも
なったりしました。

既存の概念にとらわれることのない柔軟な発想の持ち主で、管理野球・組織野球全盛の時から
選手の個性を活かすことを重視し、大洋時代は高木豊・屋敷要・加藤博一の俊足選手3人を
「スーパーカートリオ」と名づけて売り出し。
ちなみに中日時代も、現・横浜監督である牛島氏のストッパー適正をいち早く見抜き大抜擢。
その牛島氏が選手としてどんな成績を残したかは・・・あっしが言うまでもありません。
その起用こそが、日本球界において投手分業制が確立される決め手になったように思います。


各選手の得意分野をしっかりと把握し、一芸特化の選手でもそれが超一流と見るや迷うことなく
起用するというスタイルを近藤氏がブチ上げなければ、阪神で「代打の神様」と言われた八木や
中日が誇る守備のスペシャリスト・英智みたいな選手が、今日陽の目を見ることはまず無かった
のでは・・・と思います。

評論活動の際にも、「自分の思うことを確実に伝えたいから」と原稿を全て自身で執筆するなど
どんな立場であれ常に野球に対して真剣に向き合っていた人でもありました。


偉大な野球人がまた1人いなくなったのは非常に残念なことです。
日本球界への不安がまた大きくなってしまいましたが、今は近藤氏の冥福を祈るばかりです。

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